涙道疾患で、患者様の訴えのほとんどは涙が多いというものです。只、この中にはドライアイの患者様も少なからず含まれており、涙道手術では解決が出来ません。涙道疾患とドライアイは真逆のものと思われますがそうではないのです。涙が多いという訴えに対して正確な診断が必要となります。
ドライアイに関して、詳しくは下記のボタンを押して関連ページをご覧下さい
涙について
涙は、涙腺から出てきて
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眼の表面を覆い
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涙道を通って
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鼻そして口へ落ちていきます
涙が増える原因として、ドライアイなどの眼への刺激と
加齢や炎症による涙道の狭窄や閉塞があります。
症状は…涙が眼に貯まる、眼の周りのメヤニ
視界のぼやけ、メガネのくもり、皮膚のただれ
涙道狭窄・閉塞の治療法は涙道チューブ挿入術です
①日帰り手術です
②狭くなったり、塞がった涙道を広げるため
シリコンチューブを入れます
③チューブは2~3か月入れたままにしておきます
手術後は・・・
①日常生活の制限はありません
②涙道をキレイに保つため、チューブが入っている間は
手術後すぐは・・・1~3日ごと
落ち着いたら・・・1~2週間ごとに受診して頂き、洗浄します
③抗生剤と炎症止めの点眼をしばらく使用します
流涙は治る病気です。がまんせずに、積極的に治療を行いましょう |
手術翌日、翌々日に外来受診して頂きます。その後は経過をみて3日~2週間の間隔で外来受診して頂きます。大体2-3ヶ月後に挿入したシリコンチューブを抜去します。