マイナンバーカード保険証を使用する上での注意点

★マイナンバーカード保険証のメリット

医療機関を受診した際に、お薬の情報や特定健診の結果の提供に同意すると、医師等からご自身の情報に基づいた総合的な診断や重複する投薬を回避した適切な処方を受けることができます。

高額な医療費が発生する場合でも、マイナンバーカードを保険証として使うことで、ご自身で高額な医療費を一時的に自己負担したり、役所で限度額適用認定証の書類申請手続きをする必要がなくなります。

マイナポータルから保険医療を受けた記録が参照できるため、領収証を保管・提出する必要がなく、簡単に医療費控除申請の手続きができます。

新しい健康保険証の発行を待たずに、医療機関・薬局で利用できます。

★マイナンバーカード保険証の使い方

マイナンバーカードを専用の機械(カードリーダー)にかざし画面に出てくる手順で操作を行います。

「顔認証」または「4桁の暗証番号を入力」して本人確認を行います。

操作の途中で出てくる各種同意事項の確認・選択で同意・不同意」を選択します。ただ、この時に「同意」にチェックをしないと、マイナンバーカード保険証のメリットを使うことが出来ません。

操作がすべて終わり受付を完了したらカードを取り出します。

⑤マイナンバーカード保険証は病院に受診する時は毎回持って来てください

★今までの使っていた健康保険証もご持参下さい

証明書の有効期限切れや破損、保険証の変更手続き前後など、マイナンバーカード保険証が利用できないことがあります。

マイナンバーカード保険証が使用できない時、健康保険証がないと一時的に全額自己負担とさせていただく場合があります。健康保険証をお持ちいただければ保険診療で対応が可能となります。

★マイナンバーカード保険証と一緒に持って来て頂きたい物

お薬手帳

自治体独自の医療助成制度にかかわる受給者証

・(子供・障害者)医療費受給者証
・(親)ひとり親医療費受給者証
高齢者福祉医療費受給者証
特定医療費(指定難病)受給者証

★外来窓口での支払い額の増加に関して(医療情報・システム基盤整備体制充実加算)

初診時(再初診の場合も含む)
・マイナンバー保険証を利用、または医療機関からの紹介状あり +2点(6円※)
・マイナンバー保険証の利用なし(通常の保険証を利用) +6点(18円※)
・マイナンバー保険証の利用をしても診療情報取得の同意をしない場合 +6点
再診時
・マイナンバー保険証の利用  加算無し
・マイナンバー保険証の利用なし(通常の保険証を利用) +2点/月(6円※)
・マイナンバー保険証を利用しても診療情報取得の同意をしない場合 +2点/月
 ※3割負担の場合の目安。診療料等合計点数によって金額が異なります