○白内障はレンズの役割をする水晶体というものが濁ってしまう病気です。
○加齢に伴って発症・進行し、早ければ40歳台から発生し、80歳以上では程度の差はあれ100%の人に白内障が発生します。
Q:白内障の症状はどういうものですか。
A:初期にはほとんど症状はありません。濁りが強くなってくると下記の様な症状を自覚します。
●かすみ
●物が二重に見える
●暗い所で見にくい
●車のヘッドライトがまぶしい
Q:加齢以外に白内障の原因となるものはありますか。
A:●紫外線
●目のけが、目の病気(ぶどう膜炎等)、目の手術(硝子体手術等)
●糖尿病やアトピー性皮膚炎等他の病気との合併
Q:白内障の予防はありますか。
A:加齢が一番の原因なので完全に予防は出来ません。眼科で処方される点眼薬で白内障の進行をユックリさせる薬が有ります。この点眼薬は眼科からの処方箋がないと薬局で買うことは出来ません。但し、これは手術までの時間の延ばすだけで、白内障が原因で日常生活に支障がある場合は手術が必要です。
手術に関しては、下記のボタンを押し関連ページをご覧ください。
Q:後発白内障について教えて下さい。
A:●白内障手術の時に、新しいレンズを入れるため元々あった嚢(水晶体の外側の袋)を残します。その嚢が濁ってしまう病気です。
●手術後5年で約5人に1人が発症します。
●症状は見づらくなることですが、ユックリと進行するので自覚症状が無い場合もあります。
●治療はレーザーで濁った膜を切開します。コンタクトレンズを使って行いますが痛みはありません。但し、後発白内障があっても日常生活に支障が無ければ何も治療をする必要はありません。