流行性角結膜炎について

はやり目」と言われているウィルスが原因であり、目が赤くなる病気が有ります。この病気は命や視力を失ったりすることはありませんが、人から人への伝染力が強く、この病気になった患者様は学校や仕事を1~2週間位休む必要が生じることがあります。

●ウィルス性急性結膜炎には次の3種類があります。

流行性角結膜炎:充血やまぶたの裏のぶつぶつができ、まぶたの腫れ、流涙などの症状があります。潜伏期間(自分にウィルスが感染してから症状が出るまでの期間)は7~14日です。

プール熱:プールで感染することがあります。充血やまぶたの裏にぶつぶつができ、のどが腫れて熱が出ます。潜伏期間は5~7日です。

急性出血性結膜炎:目が急に真っ赤になり(出血)、充血やまぶたの裏にぶつぶつやゴロゴロ感で出ます。潜伏期間は1~2日です。

●患者様の涙や目やが手やタオルなどを介して目に入ると感染します。